船橋市立習志野台第二小学校 5年生 授業レポート
船橋市立習志野台第二小学校では、5年1~4組で一斉に「書くって大切なこと」の授業を実践していただきました。
当日は授業参観ということもあり、多くの保護者の方が見守るなか、少し緊張した面持ちの子どもたちでした。
「手書き」と「タイピング」。それぞれの良さを考えていきます。
「手で書いた手紙には『がんばった感』が感じられる!」
「タイピングで書いた手紙はあんまり時間をかけていない感じがする」
「手書きだと間違えてもすぐに書き直せる」
「タイピングで変換ミスをすると、それを直すのが結構大変」
「手書きだとメモを書く時、→とかで整理できるけど、タイピングだと→マークを出すのが大変」
どちらかというと、手書きを推す子どもたち。
先生が読み上げる言葉を手書き、タイピング、それぞれで試してみると、
手書きでは「メモ」風に書き留める子もいるなかで、
タイピングだと全文を書き起こしている子が多いのが印象的でした。
それでは「手書き」をする場面ってどんな時があるかな?の問いかけには
「お祝いの気持ちを伝える時」
「年賀状の時」
などの答えがありましたが、それでは最近いつ手書きで手紙を書いたかな、の問いかけには
あまり手が挙がりませんでした。
なかには、敬老の日に手紙を書いた、という子も。手書きの機会が減っているとはいえ、
やはり「気もち」を伝えるには手書きだと、みんな分かっているんですね!
最後に先生が「一生で一番たくさん書く言葉は何だと思いますか?」
の問いかけがありました。一瞬考えて・・・でもみんなすぐに気が付きました!
「分かった!自分の名前だ!」
自分の名前だからこそ、気持ちをこめて大事に書きましょうね、の先生の言葉が印象的でした。
手書きとタイピング、どちらがよいということではなく、うまく使い分けていくことが大事ですね、
の言葉で、授業が終わりました。